2018/09/10 17:38

前回のブログでお知らせしていましたが、先週末に台北から高知に戻りました。

北海道の地震や関西国際空港の浸水については、
台北でもNHKBSニュースでリアルタイムで報道されていました。

北海道はもう四半世紀も前ですが、
学生時代じっくり時間をかけて旅をしたことがあります。

周遊券を使っての気ままなひとり旅。
旅先でお会いする方はみんな温かく話しかけてくださって、
北海道の方は旅人に優しいなあと思った覚えがあります。

あの時にお会いした方は、今どうしていらっしゃるでしょうか。
このたびの災害で被害を受けた方々に、
心よりお見舞い申し上げます。
みなさまのいつもの暮らしが少しでも早く戻ってくるようお祈りしています。





関空の様子は台北タイムズでも第一面に大きく報道されていました。
400人以上の台湾からの旅行者が関西国際空港に足止めされたそうです。

言葉が不自由で頼るべき知己も土地勘もない状態で、
どんなに不安な時間を過ごされたことでしょうか。
大阪だけでなく北海道でも同様の状況が起きているかと思うと、
身につまされる思いです。



どんなに大きな災害であっても、
自分自身が被害を受けていなければ、
被害に遭われた方の立場に立って考えるのは、
本当に難しいことです。

もし私が今回旅に出ていなかったら、
被害に遭われた外国の方のことを、
ここまで感情移入して思いやることもできなかったでしょう。

One's destination is never a place, but a new way of seeing things.
旅の目的地とは決して場所ではなく、物事を新たな視点で見る方法である。

アメリカの作家、Henry Millerの言葉です。