2016/07/26 11:06

さて、今日のブログでは昨晩仕上げたばかりのバッグをご紹介しようと思います。

深紅の革を手編みで丁寧に編み上げたレザーバスケット「Monocle red」です。

 

 

Monocleとは片眼鏡の意味。デザインアクセントの持ち手部分の真鍮金具にちなんで名付けました。

素材は昔ながらの植物タンニンで丁寧になめされた国産馬革。丁寧に手で編み込んで制作した総メッシュのバッグです。

染料染めならではの色味、ほどよくオイルを含んだ艶やかで味わいあふれる革。

上質な皮革ならではの経年変化を楽しみながら、末永くお使いいただけます。

バッグのフォルムに合わせて、皮革テープの幅を変化させることで、マルシェバッグの流れるようなフォルムを創り出しています。

これはsunaoが独自に考案した技法です。持ち手や開口部の留め具など、細部まですべて手編みで丁寧に制作しています。

 

 

底板+底鋲が取り付けてあり、型くずれしにくく使いやすい構造のバッグ。

膝上におさまるサイズで容量はたっぷり!

ラフなこなれた味わいでありながら、麦わらなど植物素材のかごバッグよりもきちんとした印象。

春夏秋冬、季節を問わずお使いいただけます。

 

 

上質な革を使用して、手作業で編み込まれたバッグを日本国内で生産しているつくり手は、今ではとても少なくなりました。

失われゆく手仕事の味わいに心を留めていただければ、つくり手として心より嬉しく思います☆